
ない、?静かである、とのメリットが紹介された。
3.5.3.5 サービス品質
?NMARSAT,Dick Smithより品質管理に関して次の様なプレゼンテーションがあった。
(1)品質管理については、昨年度のフォーラムで説明されたとおり、次の様な監視を行っているとの説明があった。
a.Passive:日、週、月毎にPチャネルを監視、
b.Responsive:イベント発生毎に監視、
c.Pro−active:目標を定め、追跡しながらCチャネルを監視。
(2)第3世代衛星は2005年迄の衛星電力及びスペクトラム需要を満たす。
(3)通信成功率は乗務員への訓練及び乗客へのガイダンスのやり方が影響している。
1)周波数の大幅な離調問題(Q:ボーイング提出)
前回指摘された周波数(P,Cチャネル)のジャンピングに関連して、EAF(EnhancedAutomatic Frequency Control)のプログラム変更状況についての確認がなされた。SITA関連GESにおいては改修済とのことであったが、具体的なその時々のと報告が無いために、追跡ができていないのが実情とのこと。これについてはINMARSATがSSMS(Satellite Spec−trum Monitoring System)のヒストリーで確認可能なことから、ジャンピングが発生したらその度に報告されたいとのことであった。
2)高緯度でのカバレージの改善(Q:デンマーク空軍提出)
AER0−Hでは北緯86°まで通信可能であったが、AERO−Cでは覆域が10°狭くなっているとの指摘に対して、CN45(Change Notice)に基づく改修が全てのGESで行われると、低仰角(-1°)でも音声通信が可能になるとの報告であった。
3.5.3.6サービスの提供と普及促進
lATAのMarket&Economic Analysis担当者が実施した航空機公衆電話に関する調査結果の報告があった。トピックスは次の通りであり、今後のサービスを考える際に参考となる。
(1)航空会社により利用率の片寄りがある。路線特性・乗務員の訓練・乗客への案内が影響している。
(2)長距離のビジネス客の場合、1分$10の場合、1機1ヶ月当たり1,000コールの平均実績。
(3)北米では航空機の設備を含めシステム全体がサービスプロバイダ、その他の地域では航空会社が所有・運営している。
(4)座席に電話端末を設置している方が利用率が伸びている。
(5)電話の使用方法をビデオで放映するよりも、電話を掛けることについての“ムード”をかもし出すビデオが効果を上げている。
(6)フリクエント・フライヤー・サービスとしてプリペイドカードを開発中の航空会社もある。
(7)結論:利用率を上げるには乗務員がKEYとなっている。
利用促進のためのプロモーション・ビデオが効果的。
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